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不動産売却で損しない方法|後悔しないための7つのポイント

不動産売却

不動産の売却は、多くの方にとって人生で数回しか経験しない大きな取引です。「何から始めればいいかわからない」「業者に言われるままに進めてしまいそう」という不安を持つ方は少なくありません。

この記事では、不動産売却で損をしないために押さえておきたいポイントを、わかりやすくステップ形式でご紹介します。

「査定を1社しかとらなかったせいで、相場より300万円も安く売ってしまった」「売り急いで値下げを繰り返し、最終的に当初の希望より大幅に下回る価格になってしまった」

不動産の売却で後悔している方のお話を聞くと、共通した失敗パターンが見えてきます。それは「情報不足のまま動いてしまった」こと。

不動産売却は、知識があるかどうかで結果が数百万円単位で変わることもある取引です。しかし「売るのは初めてで何もわからない」という方がほとんどなのが現実です。

⚠️よくある失敗パターン
① 査定を1社しかとらずに契約してしまう
② 売り出し価格を高くしすぎて長期間売れない
③ 税金や手数料を考慮せず手取りが思ったより少ない
④ 契約不適合責任のリスクを知らずに売ってしまう

これらは「知っていれば防げた失敗」です。まずは正しい知識を身につけることが、損しない売却への第一歩です。

売却活動を始める前に、絶対に欠かせないのが「相場の把握」です。自分の不動産がどのくらいの価格で売れるのかを知らずに動き出すと、業者の言い値に流されやすくなります。

相場を調べる3つの方法

✔️ レインズマーケットインフォメーションで過去の成約価格を調べる(国土交通省のシステム)

✔️ 不動産ポータルサイト(SUUMO・HOME’Sなど)で近隣の売り出し物件を確認する

✔️ 複数の不動産会社に査定を依頼して価格の幅を把握する

ポイント
「売り出し価格」と「成約価格(実際に売れた価格)」は異なります。ポータルサイトの価格はあくまで売り出し価格なので、実際の成約相場は1〜2割低くなることも珍しくありません。

不動産売却の成否は、どの不動産会社に依頼するかでほぼ決まります。同じ物件でも、担当者の腕次第で売却価格が数十万〜数百万円変わることは珍しくありません。

複数社に査定を依頼する

まず最低でも3〜5社に査定を依頼しましょう。査定価格にばらつきがある場合、その理由を各社に聞くことで、自社の物件に対する理解度や提案力の違いが見えてきます。

⚠️「高すぎる査定額」には注意
他社より明らかに高い査定額を提示してくる会社は、契約を取るための「釣り上げ査定」の可能性があります。契約後に「やはり値下げが必要」と言ってくるケースが多いため、根拠のある査定かどうか必ず確認してください。

媒介契約の種類を理解する

 不動産会社と結ぶ契約には3種類あります。それぞれの特徴を理解した上で選びましょう。

1

専属専任媒介契約

1社のみに依頼。自分では買主を見つけられない。業者が積極的に動いてくれることが多い。

2

専任媒介契約

1社のみに依頼。自分で買主を見つけることもできる。バランスのよい選択肢。

3

一般媒介契約

複数社に依頼できる。競争意識が生まれる一方、各社の優先度が下がることも。

不動産売却の会社について詳しくはこちらの記事で!👇

「少し高めに設定して、交渉の余地を持たせよう」と考える方は多いです。ある程度の値引き交渉を想定した価格設定は合理的ですが、高すぎる価格は逆効果になることがほとんどです。

最初から高い価格で売り出すと、検索しても引っかかりにくくなり、問い合わせ自体が来ない状態が続いてしまいます。そうなると「売れない物件」という印象がついて、最終的に相場を大きく下回る価格で売ることになりかねません。

価格設定の黄金ルール

✔️ 相場より5〜10%程度高めを売り出し価格の上限として設定する

✔️ 3ヶ月以上売れない場合は価格の見直しを検討する

✔️ 端数価格(例:3,980万円)の効果を活用する

不動産の売却には、売りやすい時期と売りにくい時期があります。少しタイミングをずらすだけで、問い合わせ数や成約価格に影響することもあります。

不動産が動きやすいシーズン

✔️ 2月〜3月:転勤・引越しシーズンで需要が最も高まる

✔️ 9月〜10月:秋の引越しシーズンで需要が高まる

✔️ 金利が低い時期:購入者のローン負担が軽くなり買いやすい

ポイント
「急いで売らなければならない」という状況に追い込まれると、価格交渉で不利になります。売却スケジュールには余裕を持って、理想的には6ヶ月〜1年前から準備を始めるのがおすすめです。

「3,000万円で売れた!」と思っても、手元に残る金額はそれより大きく少なくなることがほとんどです。売却前にかかる費用と税金を把握しておかないと、資金計画が狂ってしまいます。

売却時にかかる主な費用

1

仲介手数料

売却価格の約3%+6万円(+消費税)が上限。3,000万円の売却なら約105万円。

2

譲渡所得税

売却益(譲渡所得)に課税。所有期間が5年超なら約20%、5年以下は約39%。マイホームなら3,000万円特別控除が使える場合も。

3

その他諸費用

印紙税・登記費用・ローン残債の繰り上げ返済手数料・引越し費用など。合計で数十万円程度かかることが多い。

✅ 税務上の特例を活用しよう
マイホーム(居住用財産)の売却では、3,000万円の特別控除や買い替え特例など、税負担を大幅に減らせる制度があります。売却前に税理士や税務署に相談しておくことを強くおすすめします。

売却が完了したあとも、油断は禁物です。不動産売却には「契約不適合責任」という制度があり、引き渡し後に不具合が発覚した場合、売主が責任を問われる可能性があります。

トラブルを防ぐための事前対策

✔️ 売却前にインスペクション(建物状況調査)を実施しておく

✔️ 物件の不具合・瑕疵(かし)は告知書に正直に記載する

✔️ 契約書の内容(免責事項など)を弁護士や司法書士に確認してもらう

✔️ 引き渡し前に物件の状態を写真で記録しておく

⚠️隠しても後でバレます
雨漏りやシロアリ被害などの不具合を隠して売却すると、後になって損害賠償を請求されるリスクがあります。不具合は正直に開示した上で価格に反映させる方が、長い目で見てトラブルが少なくなります。

まとめ:損しない売却のための7つのポイント

まず相場を自分で調べ、情報武装してから動く

複数の不動産会社に査定を依頼して比較する

高すぎる査定には「釣り上げ査定」の可能性を疑う

売り出し価格は相場から大きく外れないよう設定する

売却のタイミング・シーズンを意識して余裕を持って動く

税金・諸費用を事前に計算し、手取り額を把握する

物件の不具合は正直に開示し、契約後のトラブルを防ぐ

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