騒音、収納、日当たり、ご近所トラブル……引越し後に後悔する人は、実は少なくありません。
この記事では、引越し後1ヶ月で気づいた後悔ポイント11選を、体験談をもとにリアルにお伝えします。
これから引越しを考えている方は、ぜひ「内見チェックリスト」としても活用してください。
① 騒音問題を甘く見ていた
引越し後に「こんなに音が気になるとは思わなかった」という声は、後悔の中でもダントツに多いものです。 内見はたいてい平日の昼間。静かなのは当たり前なのですが、住んでみると話は別。
「上の階の足音が夜になると響いてきて、毎晩眠れない夜が続きました。内見のときは気にもしなかったのに……。木造アパートだと本当に音が響くんですね」(28歳・女性)
気にすべき騒音の種類
- 上階・隣室からの生活音(足音・テレビ・話し声)
- 道路や線路からの交通騒音(夜間・早朝が特にうるさい)
- 近隣の飲食店や商業施設からの音
- エレベーターや共用設備の機械音
- 早朝の収集車・工事音
② 収納が全然足りなかった
「前の家と同じ広さだから大丈夫」——そう思って引越したら、クローゼットの形が違って全然入らなかった、というケースは非常によくあります。 面積よりも「収納の使い勝手」が住みやすさに直結します。
「リビングは広かったのに、玄関の収納がほぼゼロで靴があふれ返っています。引越し後に追加で棚を買いましたが、出費がかさみました」(33歳・男性)
内見時には「実際に自分の荷物が入るか」をイメージしながら収納スペースのサイズを必ずメモしましょう。 奥行き・高さも重要です。特にウォークインクローゼットは見た目より使える面積が少ないことも多いため注意が必要です。
③ 日当たりの確認が不十分だった
「南向きだから大丈夫」と思っていたのに、実際に住むと隣のマンションに遮られてほとんど光が入ってこなかった——こんな後悔は意外と多いです。 日当たりは、気分・洗濯・カビのリスクにも直結するため、無視できないポイントです。
「南向きで日当たりOKと思っていたのに、実際に住んでみたら隣の建物の影になる時間が長く、冬はほぼ暗い部屋になってしまいました。洗濯物も全然乾かない」(25歳・女性)
- Googleマップの衛星ビューで周囲の建物の高さを確認する
- 時間帯を変えて複数回内見する(できれば午前・午後の両方)
- 冬至ごろの太陽角度を意識して確認する
- 窓の外の建物や木の位置を必ずチェックする
④ 隣人・上下階の住人を確認しなかった
住んでみてはじめてわかるのが、ご近所との相性問題。物件そのものがよくても、周囲の環境によって住み心地は大きく変わります。 特にファミリー向けマンションに単身で引越した場合、子どもの声や走り回る音が気になるケースも。
「引越し後すぐ、隣の住人が夜中に音楽をかけ続けていることがわかりました。管理会社に相談しましたが、なかなか解決せず。内見時に管理状態をもっとしっかり確認すべきでした」(31歳・男性)
ゴミ置き場の状態、廊下の掃除が行き届いているか、共用部分に私物が放置されていないか——これらのチェックが住人のマナーレベルの目安になります。
⑤ スーパー・コンビニへのアクセスを舐めていた
「徒歩5分にスーパーがある」とあったのに、実際に歩いてみると坂道が急でかなりきつかった、帰りは荷物が重くて毎回ヘトヘト……という声は多く聞かれます。 距離だけでなく、「どんな道を通るか」まで確認しておくことが重要です。
「駅から10分の物件に住んだのですが、帰り道が全部上り坂で、大きな荷物を持っての帰宅が本当に辛い。引越し前に一度その道を実際に歩いてみればよかったです」(29歳・女性)
⑥ インターネット回線の手配が遅れた
引越し直後に「ネットが使えない期間」が1〜2週間続くのはザラなこと。在宅ワークをしている方にとっては死活問題です。 特に光回線の新規引き込みが必要な物件では、工事が混んでいて1〜2ヶ月待ちになることもあります。
引越し日が決まったら、即日に回線の申し込みをするのがベストです。 ポケット型Wi-Fiを仮の回線として使う方法も有効ですが、月額費用が別途かかる点は注意が必要です。
⑦ 引越し業者の見積もりを1社しか取らなかった
「早く決めたかったから」「面倒くさかったから」——引越し業者をなんとなく1社で決めてしまい、あとから「もっと安くできたかも」と気づくパターンです。 実は、同じ条件・同じ距離でも、業者によって見積もり額が2〜3万円以上変わることは珍しくありません。
「引越し業者はCMでよく見る大手に頼みました。終わってから友人に話したら『それ高くない?うちの半額だよ』と言われて、後から比較サイトで調べたら本当に全然違った……。最初から複数社に声をかけるべきでした」(27歳・男性)
見積もりは「面倒な作業」ではなく、数万円の節約につながる大事なステップ。一括見積もりサービスを使えば、複数社にまとめて依頼でき、比較も楽になります。 また、オプション料金(エアコン取り外し・段ボール提供・不用品回収など)も業者によって大きく違うため、総額で比べることが重要です。
- 最低でも3社以上から見積もりを取る
- 一括見積もりサービス(引越し侍・SUUMO引越しなど)を活用する
- 繁忙期(3〜4月)は料金が跳ね上がるため、日程の柔軟性を持たせる
- 基本料金だけでなくオプション込みの「総額」で比較する
- 口コミ評価も必ず確認して、当日トラブルのない業者を選ぶ
⑧ 家具の配置を事前にシミュレーションしなかった
「搬入当日に家具が入らない!」は引越し業者あるあるの悲劇です。 ソファが廊下を曲がれない、冷蔵庫がドアに当たる、ベッドを置いたらクローゼットが開かない……。
「新しい部屋の間取り図を見て大丈夫だと思っていたのに、実際にベッドとデスクを置いたら部屋が機能しなくなりました。家具の配置を紙に書いて確認しておけばよかった」(26歳・男性)
- 間取り図をコピーして縮尺に合わせた家具の切り抜きで配置を確認する
- 「間取りシミュレーター」アプリ(Planner 5Dなど)を活用する
- コンセントの位置・数もあわせて確認しておく
- 廊下・ドアの幅を実測して搬入経路を把握しておく
⑨ 契約内容の細部を読み飛ばした
「ペット不可って知らなかった」「エアコンが壊れたら自費修理と書いてあった」「退去時のクリーニング代が高額だった」——これらはすべて、契約書をしっかり読んでいれば事前に把握できたことです。
分厚い契約書を短時間で読むのは大変ですが、最低限以下の点は必ず確認しましょう。
- 退去時の原状回復の範囲(どこまで借主負担か)
- ペット・楽器・喫煙の可否
- 設備の故障時の負担先(大家 or 借主)
- 更新料の有無と金額
- 解約予告の期間(何ヶ月前に申し出るか)
⑩ 部屋の臭いを内見時に確認しなかった
部屋の臭いは、住んでみてはじめてわかる要素のひとつ。前の住人のタバコの臭い、下水・排水の臭い、カビの臭い——これらは換気扇を止めたり、晴れた日の午後に内見することで確認できることがあります。
「内見のときは気にならなかったのに、引越してしばらくすると押し入れがカビ臭くなってきました。建物の築年数と湿気の多さをもっと気にすべきでした」(34歳・女性)
特に築古物件や1階の部屋は、湿気とカビのリスクが高い傾向があります。内見時に押し入れ・クローゼットの奥も開けて確認し、壁に黒ずみや水シミがないかチェックしましょう。
⑪ 近くの病院・クリニックを調べていなかった
「元気なうちは病院なんて関係ない」と思いがちですが、急に体調を崩したとき、近くにかかりつけ医がいないと非常に困ります。特に内科・耳鼻科・歯科は生活の中で意外と使う頻度が高いものです。
引越し後1ヶ月以内に、近隣のかかりつけ医の候補をいくつかピックアップしておくと安心です。 Googleマップで「内科 〇〇(駅名)」と検索し、口コミと診療時間を確認しておくのがおすすめです。
引越しの後悔は「住んでみてはじめてわかること」が多いですが、事前に意識するだけで防げるものもたくさんあります。
- 夜・休日の騒音を必ず確認する
- 収納のサイズ・使い勝手を細かくチェックする
- 日当たりは時間帯・季節を意識して確認する
- ゴミ置き場・廊下で住人マナーを観察する
- スーパーまでの道を実際に歩く
- ネット回線は即日申し込みする
- 引越し業者の見積もりは必ず複数社で比較する
- 家具配置のシミュレーションは必須
- 契約書は退去・設備・禁止事項を重点的に読む
- 臭い・カビの痕跡は押し入れまで確認する
- 近隣のクリニックは事前にリサーチしておく
※この記事は実際の体験談をもとに作成したものです。個人の感想を含む内容があります。



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